さくらの生い立ち

1987年8月

姉妹都市ニュージーランド・タウランガより高校生グループが来市、ホストファミリーの募集がありました。多くの市民が申込み、初めてホストファミリー体験に戸惑いながらも、タウランガの高校生とふれあった夏は思い出多いものとなりました。その後、ホストファミリーを中心に研修や情報交換をおこなう場として「ホストファミリー連絡会」が誕生しました。


1988年

日立市に国際交流課が誕生し、その後も市報などでホームステイや通訳など、国際交流ボランティアの募集がありました。約100名の申し出があり、交流行事への参加者を合わせると、協力者は200名を超えました。


1989年3月

国際交流活動に関わる他の方々にも呼びかけて集まりをもち、国際交流を更に市民レベルで進めていくためのネットワークづくりについて話し合いました。


1990年5月

先の姉妹都市交流の協力者200名にネットワーク活動への参加を呼びかけたところ、100名の申込みがありました。国際交流グループ発足のため準備会を立ち上げ、3度にわたり検討を重ね・・・。


1990年11月10日

「国際交流ボランティアネットワークさくら」が発足しました。


🌸さくら開花宣言🌸

 秋も深まり紅葉が鮮やかに映える11月、私たちはここに国際交流ボランティアネットワーク「さくら」の開花を宣言します。私たちの気軽なお喋りや研修などを成長に必要な肥料とし、地球市民としての開かれた心を生きるためかけがえのない水として、この「さくら」を日立の地に根付かせたいと思います。さくらは散りぎわが美しいといわれますが、この「さくら」は一年中咲いている息の長いものにしたいと思います。

 このネットワークが国際交流を通じて外国人の皆さんも含めた市民のコミュニティを育て、日立市を鮮やかなピンクに染め上げることを期待して、全国に向けて日立市の「さくら」が開花したことを宣言します。

   

1990年11月10日 「さくら」メンバー 一同